PostgreSQLカンファレンス2014開催のお知らせと見どころのご紹介 #pgcon14j

この記事はPostgreSQL Advent Calendar 2014の12/3の記事です。

12月5日(金)にPostgreSQLユーザの方にはおなじみのPostgreSQLカンファレンスが開催されます。
私も企画に少しかかわっていますので、このエントリでは今回のカンファレンスの見どころをご紹介してみようと思います。

■5トラック同時進行で多彩なセッション

今回のカンファレンスは、レギュラーセッションに加えてさまざまな企画系のセッションがあります。
  • キーノートセッション
  • ハンズオンセッション
  • レギュラーセッション
  • チュートリアルセッション
  • インターナショナルセッション
キーノートやレギュラーセッションは通常通りと言えますが、それ以外にも、豪華講師陣による「ハンズオンセッション」、PostgreSQLの初学者でも半日で効率良く学べる「チュートリアルセッション」、海外から参加する講師による英語のみの「インターナショナルセッション」など、さまざまなセッションがあります。

正直、ここまで多くのトラックを並べて、さまざまな企画と多士済々な講師を調整するのは、かなり大変でしたが、非常に価値のあるセッションを準備できたと自負していますので、この年に一回の機会に、ぜひ参加して楽しんでいただければと思います。

■キーノートセッション

キーノートセッションは、
  • Open Source, Open Engineering and PostgreSQL (Simon Riggs)
  • NTT データと PostgreSQL が挑んだ総力戦 (株式会社NTTデータ 笠原辰仁, 澤田雅彦)
の2本です。

Simon Riggs氏は、PostgreSQLのレプリケーション機能の実装者の一人であり、その後もさまざまな機能を精力的に開発しているコミュニティのメンバーで、今回はオープンソースとして、コミュニティでの開発、などについて、話をしていただきます。

笠原、澤田両氏からは、国内最大級のSIerにおいてPostgreSQLを使い倒してきた、その経験と、これからのPostgreSQLについて話していただきます。SIで使われることの多いPostgreSQLですので、興味深く聞いていただけるのではないかと思います。

■ハンズオンセッション

ハンズオンセッションは、
  • PostgreSQLの最新GUI管理ツールはどこまで使える? (SRA OSS, Inc. 日本支社 近藤 雄太)
  • PostgreSQL安定運用のレシピ (篠田 典良)
の二本です。

ハンズオンセッションの狙いは、普段なかなか試す時間を取れない、調べる時間を取れない、というような内容について、エキスパートの話を聞きながら自分で試したり考えたりできるように、というものです。

PostgreSQLは最近はGUI管理ツールも増えてきましたので、すべてを試したことのある人というのはなかなか少ないのでは,ないかと思います。

また、運用管理についても、一人の技術者が積める経験には限りがありますので、エキスパートの話を聞けるのは貴重な機会なのではないかと思います。

ぜひ、ハンズオンセッションにも参加してみてください。

■チュートリアルセッション

チュートリアルセッションは、以下の5本です。
  • PostgreSQL バックアップ入門 (佐藤 千佳)
  • PostgreSQLのパラメータチューニングの基本 (山田 達郎)
  • PostgreSQL SQLチューニング入門 入門編 (下雅意 美紀)
  • PostgreSQL SQLチューニング入門 実践編 (山田 聡)
  • WebエンジニアがPostgreSQLを選ぶ3つの理由 (曽根 壮大)
チュートリアルセッションは、これからPostgreSQLを学び始める方向けに、「バックアップリカバリ、パラメータチューニング、SQLチューニング」といった、PostgreSQLエンジニアとして基本的かつ実践的な知識を提供するセッションです。

「PostgreSQLには興味があるのだけれど・・・」、または「最近使い始めたのだけれど・・・」という方には大変おすすめのセッションですので、ぜひ参加いただければと思います。

■インターナショナルセッション

インターナショナルセッションは、私がアレンジをしたセッションで、海外からの講師が全編英語で講演を行います。
  • Postgres-XL (Nikhil Sontakke, インド)
  • Postgres in China (Galy Lee, 中国)
  • Enterprise use of PostgreSQL in Australia (Arulappan, Arul Shaji, オーストラリア)
  • High-Availability and Load-balancing Solutions with PostgreSQL (Lucky Haryadi, インドネシア)
PostgreSQLクラスタ技術であるPostgres-XL、HA/Load-balancingなどのテクノロジーの話題から、海外のコミュニティやビジネスの話まで、いろいろな話を英語で聞けるユニークなセッションになっています。

今回アレンジしてみて分かったのですが、欧米以外の国からの講師は、招聘するだけでもかなりハードルが高かったりしますので(特にビザの手続きが)、これだけいろいろなアジアの国の講師から話を聞いたり知り合いになれる機会は非常に貴重だと思います。

ぜひ、この機会に海外の情報にも触れてみていただければと思います。

■レギュラーセッション

 そして、おなじみのレギュラーセッションがあります。
  • PostgreSQL 9.4 の概要 (Michael Paquier)
  • サポセンエンジニアが語る PostgreSQL トラブルシュート (株式会社アシスト 家島拓也)
  • GPUがPostgreSQLを加速する  (日本電気株式会社 海外浩平)
  • RDS から始める PostgreSQL  (西尾 智弘)
  • Treasure DataでのPostgreSQL活用方法 (トレジャーデータ株式会社 斉藤 太郎)
  • RとQtによるPostgreSQL/PostGISデータの可視化ツール (埼玉大学 国府田 諭)
  • Web で変わったクラウドと PostgreSQL の今と昔 (曽根 壮大)
  • Django/Celeyを用いたデータ分析Webアプリケーションの開発 (株式会社ミナケア 永安 悟史)
  • あらためて、データベースのセキュリティを考える (デロイト トーマツ リスクサービス株式会社 北野 晴人)
  • PostgreSQL 9.4 の新機能 JSONB 型を使ってみよう (ぬこ@横浜)
  • pgpool-II 3.4 の新機能のご紹介 (石井 達夫)
  • Background Worker でxxx (NTT ソフトウェア株式会社 勝俣 智成)
  • O/R マッパーによるトラブルを未然にふせぐ (桑田 誠)
  • Hacking PostgreSQL (花田 茂)
  • より深く知るオプティマイザとそのチューニング (東京大学生産技術研究所 早水 悠登、川道 亮治)
レギュラーセッションだけでも15本もありますので、もはやひとつひとつご紹介することはできませんが、興味を持つセッションが必ずいくつか見つかると思いますので、こちらもぜひお楽しみに。

■本番迫る、チケット売り切れ目前

本エントリで紹介しきれなかった、各セッションのアブストラクトは以下から参照することができます。
というわけで、過去最大級の規模で開催しますので、PostgreSQLに少しでも興味のある方は参加していただければと思います。必ず役に立つと思います。

なお、チケットは売り切れ目前ですので、参加を迷っている方は急いでチケットを確保することをお勧めします。
それでは、12月5日に品川でお会いしましょう。

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